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お知らせ

2020年6月4日号「読売新聞 大阪本社版」に掲載されました

2020.06.04
Category: お知らせ

2020年6月4日掲載
「読売新聞 大阪本社版」(関西/中国/四国/北陸地区) 朝刊 経済面 8頁
に弊社に関する記事が掲載されました。

以下、記事抜粋。
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「シャープの経験|除菌・脱臭で輝く — 光触媒の空気清浄機ヒット」

シャープの元技術者が起業した新興企業が、光触媒の技術を応用して開発した空気清浄機で注目を集めている。除菌・脱臭効果が認めれれ、第1弾の壁掛け型が異例の売れ行きを見せるなか、今夏を目標に持ち運びできる首掛け型を投入する。新型コロナウイルスへの効果も検証する予定だ。

カルテック(大阪市)は、2018年に30年余り勤めたシャープを退社した染井潤一社長(58)が、同僚ら8人で創業した。強みとするのは、光触媒技術だ。酸化チタンなどの触媒に光を当てると、有害な物質を分解する作用を使い、除菌・脱臭する。

染井社長は学生時代から光触媒を研究していた。卒業後に入社したシャープでは、除菌イオン「プラズマクラスター」を使った空気清浄機や照明などの開発に携わった。
シャープでも、空気清浄機に光触媒を活用するよう提案したが、看板技術のプラズマクラスターがあるため、採用されなかった。
それでも、光触媒を諦めきれなかった染井社長は、起業して商品化することを決意した。署名はギリシャ語で触媒を意味する「カタルシス」にちなんで付けた。

光触媒の粉末は、フィルターなどに塗布しても、はがれやすく、性能が維持しにくい弱点があった。試行錯誤で独自の接着技術を考案し、水洗いしても取れない耐久力を実現した。
光触媒の有害物質を分解する能力は、漂白剤などに使われている塩素の2.2倍だ。清浄機を運転中の室内に食パンを放置する実験では、3週間経ってもカビは発生しなかった。

19年末に売り出した壁掛け型(8畳用、想定価格税込67,650円)は性能や、厚さ約9cmの洗練された外観が評判を呼び、これまで病院や保育所など全国500ヶ所以上に納入した。販売台数は13,000台に上り、現在の月商は1億円を超える。

今夏には、約80gの軽さで、首にかけて携帯できる小型機を投入する予定だ。感染症予防への意識が高まるなか、清浄機のない外出先でも、快適な環境を確保できる。近く1,000万円を目標にクラウドファンディングで量産資金を募る。今月中には研究機関に依頼し、新型コロナウイルスに対する効果を検証する作業も始める。

染井社長は「光触媒の技術は応用範囲が広い。食品の鮮度保持や、水の殺菌にも応用したい。」と意気込む。

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